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初心者向けスタインバーグUR22mkIIのループバック機能の使い方

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スタインバーグUR22mkIIでのループバック機能の使い方をご紹介します。

UR22mkIIを使用しての説明になります。多少の違いはありますがUR12など別モデルでも参考にはなるかと思います。なおオーディオインターフェイスの使用に慣れていない初心者向けの説明になっており、あまり上級者のお役には立てないと思いますのであしからず。使用PCはMacですがWindowsの説明も多少しています。

ループバック機能とは?

そもそもループバック機能がどういう機能なのかというと、オーディオインターフェース(ここではUR22mkII)からの入力音を、PCの出力(音楽再生ソフトなど)と一度混ぜてそれをさらにステレオ出力にする機能です。

本来PCから出力されるはずだった音声にオーディオインターフェースからの入力音を混ぜてくれます。

私はオーディオインターフェースというともっぱらDTM用途しか考えていなかったのですが、最近ではこのループバック機能を目的に購入する方もいるようです。

PCの既定の音声出力に設定されているか

その前にドライバのインストールや初期設定などが完了しいない場合は下の記事を参考にしください。Macで説明していますがWindowsでもそこまで大きな違いはないはずです。

関連記事→初心者入門者にも!スタインバーグUR22mkIIの初期設定など

まずはPCの入力出力UR22mk2に設定されているかチェックします。

Macの場合は、まずシステム環境設定を起動します。

そしてサウンドをクリック

スクリーンショット 2017-11-27 14.05.04

そこで開いたウィンドウで出力入力ともにSteinberg UR22mkIIが選択されているかチェックします。

スクリーンショット 2017-11-27 14.07.39

windowsの場合はコントロールパネルサウンド、音声、およびオーディオデバイスから進み、再生と録音どちらもUR22mkIIにします。

UR22mk2の準備

INPUTのGAINおよびOUTPUTのノブをゼロ(最小)にします。

そしてマイクなどの端子をINPUTに接続して入力ボリューム等を調整します。詳しい手順は以下の記事を参考にしてください。必要に応じてOUTPUTノブを適切に上げます。

関連記事→初心者にもわかるCubaseAI8の使い方Part8 UR22mk2でギター録音
関連記事→初心者にもわかるCubaseAI8の使い方Part9 UR22mkIIでマイク録音

マイクの入力を調整したら再度OUTPUTノブを最小にしましょう。

これはループバック機能をオンにした場合に設定次第では無限ループという大きなノイズが発生してしまい、スピーカーやヘッドホンさらには自身の耳にダメージを与えてしまう可能性があるからです。

ループバック機能をオンにしてから少しずつ上げていきましょう。

ループバック機能をオンにする

次にループバック機能をオンにします。8

Macではシステム環境設定を起動してください。

起動したら一番下の段にYamaha steinberg USBというアイコンがありますので、それをクリックします。

環境設定1

アイコンがない場合はドライバソフトがインストールされていない可能性がありますで、上で紹介した記事をもう一度チェックしてみてください。

Windowsの場合はコントロールパネルハードウェアとサウンドから、もしくはサウンド、音声、オーディオデバイスから進んでYamaha steinberg USB Driverで設定できます。

Yamaha steinberg USB Driverのウィンドウが開いたら中央のEnable Loopbackのところにチェックを入れてください。そしてOKをクリックすればループバック機能がONになります。

下にMIXという項目がありますのでこれを説明します。

UR22mk2の場合はINPUT端子が2つありますが、このMIXをMonoにするとINPUT1とINPUT2どちらから入力した音声もモノラルとしてループバックされます。INPUT1、2それぞれ別の音声を入力してもどちらも真ん中から聞こえることになります。ごっちゃになるということです。StereoにするとINPUT1の音声がL(左)、INPUT2の音声がR(右)として扱われステレオ音声としてループバックされることになります。

  • 1人でマイクの音声をループバックさせる場合はMonoでいいでしょう。
  • 2人で2本のマイクを使用して別々に話したりする場合にはStereoの方が聞き取りやすくなるでしょう。
  • ステレオ出力のある機器や楽器などを入力する場合はStereoにします。

以上でループバック機能はONになりました。

この時UR22側のMIXノブを中央ぐらいに調整しておきましょう。

これは入力した音声を直接ヘッドホン出力やOUTPUTへ返すダイレクトモニタリングのレベルを調整するノブです。UR12の場合はダイレクトモニタリングスイッチをONにします。

入力した音声が自分に聞こえていた方がいいのか、聞かなくてもいいのかでダイレクトモニタリングをONにするかどうかが変わります。ダイレクトモニタリングが必要ない場合はMIXノブをDAW側いっぱいに回しましょう(時計回り)。UR12の場合はダイレクトモニタリングスイッチをOFFにします。

あとはUR22mk2のOUTPUTを適切なレベルにしていきながら、ダイレクトモニタリングのボリュームも調整していきます。UR12ではONかOFFかを選択するのみでダイレクトモニタリングのボリュームを調整することはできません。音楽再生ソフトなどをループバックで使用する場合はそちらも再生してみてバランスなどをチェックしてみましょう。くれぐれもボリュームは少しずつ。

この時注意してもらいたいのが、例えばCubaseのようなDAWなどを使用している場合はDAWのモニター機能をOFFにしておくということです。その他のアプリでもそれに準ずる機能はOFFにしておくべきです。これは準備の段階で説明した、無限ループによって発生する大きなノイズを防止するためです。どの機能が該当するのか分からないケースもあると思うので、一番安全なのは全ての準備が整った段階でOUTPUTを少しずつあげるということです。OUTPUTは少しずつ上げましょう。耳は大事です。

もう一つ覚えておくことがあります。ここで調節するダイレクトモニタリングのボリュームは実際に出力される出力(配信される音声)には影響しないということです。

例えば音楽再生ソフトと自分の声をMIXして出力(配信)するときは、音楽再生ソフトと自分の声のボリュームのバランスは、音楽再生ソフト側のボリュームかUR22側で入力ボリュームをいじることでしか調整できません(私が知らないだけで探せば手段はあるのかもしれませんが...)。

以上でループバックの準備は完了です。あとは配信などを始めるだけです。

ですが、実際に入力された音声とPC側の音声がしっかりミックスされているかよくわかりませんよね?

ループバック機能がきちんと機能しているかチェックしたくなると思います。UR22mkIIのOUTPUTから出力されるのはループバックでミックスされていない、もしくはダイレクトモニタリングで返ってきた音声です。

それにはPC上の音声を録音するソフトを使用すればチェックできます。

最初からこのようなソフトを使用するのが目的の方には説明が要らないと思いますが、windowsユーザーでこのようなソフトを持っていない方は「PC出力 録音」でググってみてください。たくさん出てきます。私はwindowsPCを持っていないので説明できません。すいません。。。

そのソフトで録音デバイスをUR22mkIIにするか、できない場合はwindowsの標準の録音デバイスをUR22mkIIに設定してやればループバックを使用した音声を録音できるようです。

この他、SteinbergのUR22mk2などURシリーズを購入すると付いてくるCubaseAIというDAWソフトでもチェックすることができるのでご紹介します。

インストールしていない方は以下の記事をご覧ください
関連記事→初心者にもわかるCubase AIのインストール手順
関連記事→初心者にもわかるCubaseAI 8のアクティベーション手順

cubaseAIでチェック

一度UR22mkIIのOUTPUTレベルを最小(ゼロ)にしてください。

次にCubaseAIを起動します。

するとプロジェクト作成ウィンドウが表示されますので右下の空白のプロジェクトを作成をクリック。

空のプロジェクトを作成

プロジェクトが立ち上がったら、下の画像の矢印の部分の「+」をクリックします。

トラック追加

そしてAudioトラックを追加をクリック

オーディオトラックを追加

構成はStereoに、トラック名は適当に入力したらトラックを追加をクリック

トラック追加クリック

次に、下の画像の緑の矢印の部分がStreo Inになっていることを確認して、なっていなければクリックしてStereo Inに設定します。そして念のため注意して欲しいのが、黄色い矢印が指している部分のスピーカーのマークのアイコンです。これはグレーの状態(消灯)のままにしておいてください。これをクリックすると点灯してモニター機能がONになるのですが、ループバック機能をONにしているときにモニター機能をONにすると無限ループが発生して大きなノイズがでます。なのでモニター機能はOFF(グレーの消灯状態)のままにしておいてください。

Stereo IN

次に少しずつUR22mkIIのOUTPUTレベルを上げながら、実際にループバックを使用して音楽アプリなどを再生しつつマイクなどで音声を入力をしてみてください。すると画面右下の方にあるパネルの矢印の部分が動くと思います。これはループバック機能を使用して出力された音声の音の大きさを表示しています。上の部分が赤く点灯している場合はアプリなどのボリュームが大きいので点灯しなくなるまで下げてみましょう。

グライコ

次に下の画像の矢印の部分をクリックして赤く点灯させましょう。

recスタンバイ

最後に画面右下のパネルの録音ボタン(緑の矢印の部分)をクリックします。すると録音が始まりますのでリハーサル等をしてみてください。ストップするときは黄色い矢印のアイコンをクリックします。

recスタート2

録音できていれば波形が表示されていくはずです。なお、メトロノームがうるさい場合は画面下のパネルでOFFにできます。

波形

最後にパネル左端のボタンで先頭に戻り、再生ボタンをクリックしてチェックしましょう。

戻ると再生

きちんと録音されていない場合はどこかで設定ミスがあるかもしれません。

以上で終了です。

最後に

私はDTM方面の人間なのでUR22mkIIを購入してから一度もこのループバック機能を使ってこなかったのですが、使ってみた感じたのは結構ややこしいなということです。機能自体はシンプルなんですけどね。信号の流れ方を考えるとけっこう迷子になります。

UR22のOUTPUTからはミックスされた音は出力されませんし、ダイレクトモニタリングで聴こえているのは、UR22に入力されてPCまで行かずにそのままUR22から返ってきた音声です。ミックスするバランスも録音しないと確認できませんし。実際にループバックを使用して出力される音声は、生で配信する場合はわからないんですよね。多少オーディオインターフェースを使うのに慣れているつもりではいますが、なんかややこしいです。...私だけか笑

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