ゲーミングヘッドセット キングストンHyperX CloudStingerレビュー

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最近モンハンワールドを購入しました。

友人も同時に購入したのでPS4に付属のマイク付きイヤホンでボイスチャットをしながら遊んでたんですが、イヤホン型のくせにつけてると段々と痛くなって来ます。

耳の穴に比べてイヤホンが大きいのが原因です。

PS4付属のイヤホンはやけに大きい気がします。

それで1時間程度で痛くなってしまうので、ゲーミングヘッドセットを購入してみようということになりました。

私が購入したのはキングストンのHyperX Cloud Stingerというモデルです。

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購入に至ったポイントと使用した感想をご紹介します。

購入するにあたって私は「良いものは欲しいがそこまでガチではない」というスタンスで、予算は5,000円ぐらいを考えていました。

選んだポイント

私かゲーミングヘッドセットを選んだ際のポイントは2つ。

長時間使用できるか

まず1つ目は長時間使用しても痛くなりにくいこと。

ほとんどのヘッドホンは頭を両側から押さえつける形状になっていますよね。

パッドが耳に少しでも当たって圧がかかれば、ある程度は痛みが発生してしまうのは仕方のないことだと思っています。

なのであくまで痛くなりにくいというのがポイントです。

私の場合、耳に直接当てるタイプいわゆるオンイヤーと呼ばれるタイプですね、これは長時間の使用で十中八九痛みが出ます。なのでこのタイプは候補から外しました。

選択肢は耳全体を覆うタイプのアラウンドイヤータイプに絞られます。

形状に加えて重さも重要になってきます。

そこそこの音質

もう1つのポイントは音質がスカスカじゃないということ。ですが音楽鑑賞用ではないのでそこまでの上質さはいりません。あくまでゲームが楽しめればいいという程度。

これは試聴してみないとことにはわからないですが、環境的に難しいので通販です。

ある程度有名なメーカーのものであれば今時そこまでスカスカの音はしないだろうという思い込みというか願望のもと、アマゾンのレビュー等も参考にしながら検討した結果、キングストンのCloud Stingerというモデルに行き着きました。

このキングストンというメーカーは、ゲーミングヘッドセットではかなり有名なメーカーのようです。

そして長時間の使用でも痛くなりにくいというレビューが多かったのが決め手です。音質は上にも書いたように、ある程度のメーカーのであれば今時大丈夫だろう、大丈夫であってほしいという願望だけです。

使用してみて

着け心地

装着する際ヘッドセット本体を少し広げますが、この時最初少し硬い気がして不安になりました。あまり弾力性は無い感じなので強く広げようとするとバキっといってしまいそうな感じもしますが、まだ壊れていない段階では考え過ぎと言えば考え過ぎでしょう。

そんな感じだったので痛くなるんじゃないかと少し心配しましたが、装着してみるととても快適です。

このヘッドホン部分は耳全体をすっぽりと覆うアラウンドイヤーと言われるタイプです。

もちろん耳の大きさは千差万別なので個人差はあると思いますが、私の場合は耳が優しく包まれる感じで、ほとんど圧迫されている感じはありません。奥のドライバー部分に耳は多少当たりますが、なんというかとてもソフトです。ちなみに私の耳の大きさは標準的な大きさだと思います。

イヤーパッド内側

一方、頭の大きさはどちらかと言えば大きい方ですが、ヘッドセットが頭を締め付ける強さもそれほど感じません。

そしてとても軽い。

頭頂部に当たる部分には柔らかい素材(ウレタン?)になっていますが、本体の軽さもあってほとんど痛みはありません。

休日にこれを5時間程、ぼぼ付けっ放しで使用しましたが、それでも痛みはほとんど感じませんでした。これには大満足です。

これで購入した目的はほとんど達成されたような気分でしたが、音質についても述べておきます。

音質は

音質についてもぼぼ満足でした。

このCloud Stingerはおよそ6,000円程でしたが、私的に6,000円程度のヘッドホンであればこのくらいの音質は欲しいという水準には達しています。

私は普段ShureのSRH440というヘッドホンを使用していますのでそれとの比較も簡単にしておきましょう。

このSHUREのヘッドホンはフラットな特性がウリで、原音に忠実に、何も加えず何も引かずみたいなのが特徴なので、音楽制作のモニターヘッドホンとして使用される事が多いようです。私もその用途のために購入しています。

このヘッドホンとCloud Stingerを聞き比べてみると、Cloud Stingerは高音域と低音域、特に低音域の方が目立ちますが強調されていて、音に迫力を感じれるようになっています。低域が強調されると言っても、重低音がズンズン響くというようなものではありません。あくまで迫力が増すという程度。

解像度というか情報量的なもの(ざっくり言うと音質です)はSHUREの方が流石に上ですが、ゲームを楽しむ上では全く問題ないように感じます。

もう一度言いますが高域、低域が強調されていますが過度なものではありません。しかし必要十分な迫力を音に与えていると思います。ゲームのプレイにおいては必要十分と感じました。

使い勝手は

私はこのヘッドセットをPS4のコントローラーに接続して、ゲーム音声とボイスチャット音声の両方をヘッドセットから聴くという方法で使っています。

この状態だとテレビのボリュームを変えてもヘッドセットのボリュームは変化しません。

そこでPS4の設定で変えるか、このヘッドセットに付いているボリュームコントローラーで変えることになります。

ボリュームコントローラー

このコントローラーはPS4のボリュームを変えているわけではありません。

ヘッドセット側のボリュームを変更すると、PS4のコントローラーからヘッドセットへ入力された後のボリュームが変化するので、PS4で設定したコントローラーのボリュームが小さければ、ヘッドセット側でどんなに大きくしようとしてもボリュームはそこまで大きくならないということです。

PS4の設定でコントローラーのボリュームを最大かつ、ヘッドセット側のボリュームを最大にしてもそこまで爆音にはなりません。これも個人差があると思いますが、私的にはちょっとうるさいから少し下げようかなというくらいです。通常使用する際は最大にはしません。

またゲームによっても多少の違いはあるかもしれません。

なお、普通に音楽プレーヤー等に接続して聴く分には設定次第で十分に爆音になります。

ボイスチャットは?

肝心のボイスチャットについて。マイクの感度はとても良いも思います。(PCでは使用していないので必ずしもこうとは限りません)

ちなみにマイクは上に上げるとオフ(ミュート)にすることができます。

マイクオン
マイクオフ

PS4でマイクの感度(入力ボリューム)を調整してみると、かなり低いレベルでもよく反応しています。もちろん声の大きさもあるとは思いますが、PS4で使う場合はそれほど大きな声で話す必要は無いと思います。

そして実際にゲーム中にボイスチャットを使用して相手に確認したところ、よく聞こえているとのことでした。

相手の声は?

ボイスチャット相手の声の聞こえ方は、相手のマイクによるところが大きいと思うので、あまりこちらのヘッドセットの性能と関係はないかと思いますが、普通に聞こえます。

しかし、PS4の元からの設定と相手のマイク音量の両方が関係していると思いますが、私の場合は相手の声がゲーム内の音楽に比べて小さかったです。

そこで対策としては、もちろん相手に相談してマイクボリュームを上げてもらうことも考えられますが、こちらでもできるのはゲーム内のオーディオ設定でゲームの音声ボリューム(主音声、BGM、SEなど)を下げるということです。

こうすると相対的にボイスチャット音声は大きくなります。その分ゲーム音声は小さくなってしまいますが。

このことから、PS4側のボリューム設定はボイスチャットの音声を基本にして決めていくのがいいのでしょう。なのでもう少しコントローラーのヴォリュームを大きくできたらいいなとは感じますね。

気づいたこと

ここの部分はすでににゲーミングヘッドセットを使用している方には分かっていると思いますので読み飛ばして頂いて結構です。

私はこの手のヘッドセットを使うのは初めてですが、使ってみて気づいた事があります。

それは自分声が聞こえづらいということ。

しかしこのヘッドセットに限った話ではありません。

ヘッドホンは大まかに密閉型(クローズド)と開放型(オープン)の2種類に分けられます。

開放型はヘッドホンが密閉されておらず周囲の音も耳に入ります。一方、密閉型はヘッドホン内が密閉されていて周囲の音は入って来にくい設計です。遮音されているということです。

ヘッドホンの遮音性は形状や材質、厚さなどに影響されますが、このキングストンのCloud Stingerも密閉型なので多少の遮音性があります。音が再生されているときは周囲の音は聞こえにくいです。

遮音性があるとよりコンテンツへの没入感が増すのでゲームや映画などを純粋に楽しむ分にははむしろ向いていると思います。

しかし自分が喋る声は遮音されて聞こえづらいという副作用がありました。

その結果何が起こるかというと、喉が痛くなる、ということ。

自分の声が聞こえづらいので、ついつい大声で話してしまうのです。

5時間使用した結果、耳が痛くなる代わりに喉が痛くなったと…

耳は全然痛くならないのに。

自分のマイクの音声をヘッドセットに返す機能があればいいのになと思いました。しかしそうすると高くなるでしょうね。むしろそういうヘッドセットも既にあるのかもしれませんね。

もちろんこれは慣れでなんとかなるとは思います。

まとめ

長々と書いてしまいましたが、そもそも単純にモンハンで快適にボイスチャットをしながらプレイしたいというだけの話でした。

結果、とても快適にプレイできています。時間が足りません。

私の場合は長時間使用してもほとんど耳が痛くなりません。

この記事の最初の方に、良いものは欲しいがそこまでガチじゃないと言いましたが、まさにそれにピッタリだったと言えます。

これで6,000円なら大満足。


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