私が長年愛用してきたAPOGEEの初代DuetがMacOSX El Capitanで遂にサポート対象外になってしまいました。
使えることには使えるようですが、ドライバソフトのアップデートは今後行われないようです。
その為OSのバージョンアップを我慢してDuetを使ってきましたが、今度はMacとiPhoneとの連携がイマイチになっていしまい、この度決心してバージョンアップすることに。
それに伴いオーディオインターフェイスを新しく買い換えることになりました。
Duetを買ったのはDTMに熱中していた頃。現在はほとんどトラックを作ることもないし、主に音楽鑑賞用とたまにギターを繋ぐ用途に使うぐらいです。2in 2outで十分。そして安くていい。
色々調べてみると現在は1万円代でもかなり種類豊富でしっかりした作りのオーディオインターフェイスが充実しているんですね。時代は変わったもんです。
最終的に決定したのがこのスタインバーグのUR22mk2です。
必要十分な2in 2out。24bit/192kHz対応。DTM界では知らない人はいないスタインバーグ社製(インターフェイスって昔から作ってたかな?)。おまけにipadにも使えるようです。
一つ下のグレードも考えましたが下のグレードのUR12はライン出力がRCA端子なんです。できれば標準プラグがいい。ということでUR22mk2にしました。
この機種、結構入門者にも人気のようでなので、これからDTMを始めようという方の参考になればとセッティングや使い方などを紹介してみたいと思います。
DAWソフトがなくてもCubaseAIをダウンロードして使える権利も付属していますので安心ですよ。ちなみに私はMacを使用していますので、Macでの操作説明になります。OSはEl Capitanです。
まずはUSBドライバーソフトをインストールしますが、その前にマウス、キーボード以外のUSB機器をMacからすべて取り外しましょう。
USBドライバとは簡単に言うと実際にオーディオインターフェイスに仕事させる為のソフトです。購入した際にCD-ROMが付属していますが、最新版がスタインバーグの公式ウェブサイトの製品ページにありますので、そちらをダウンロードして使ったほうがいいでしょう。
最新版ドライバダウンロードページと表示してあるところです。
CD-ROMにはマニュアルのPDFが入っていますのでまずそちらをコピーして自分の好きなフォルダに保存しておきましょう。
CD-ROMをダブルクリック(場合によってはシングルクリック。以後クリックと書きます)「Documentation」の中の「UR22mkII_OperationManual_ja.pdf」が日本語版です。
次に公式ホームページからダウンロードしたZipファイルをクリックして展開します。次にファイルの中の「Yamaha steinberg USB driver.pkg」をクリックするとインストーラーが起動します。
「続ける」をクリック。
次に使用許諾契約を一読して「続ける」をクリック。
同意できたら「同意する」をクリック。
「このコンピュータのすべてのユーザ用にインストール」をクリックすると「続ける」がクリックできるようになります。
そして「インストールを続ける」をクリックするとインストールが完了して再起動を促されるので再起動します。
再起動したら UR22mkII本体をMacに接続しますが、その前に本体のマスターボリュームとヘッドホンボリュームはゼロにしておきましょう。
本機とモニタースピーカーを接続している場合は、スピーカーの電源をオフにしておきましょう。接続した際にノイズが発生してスピーカーを傷める恐れがあります。
ではUSBケーブルで接続します。
そして本機正面のLEDインジケーター(USBと表示があるもの)が点灯するか確認してください。
つぎにMacで「アプリケーション」→「ユーティリティー」→「オーディオMIDI設定」へ行き「steinberg UR22mkII」が表示されているかチェックしましょう。
そして「入力」「出力」とも「steinberg UR22mkII」に設定しておきましょう。念の為、「環境設定」→「サウンド」に行き「入力」「出力」とも本機に設定してあるか確認しましょう。
以上でUSBドライバのインストールと本機の接続が完了です。次回は本機に付属のシリアルコードを使用して、CubaseAIのインストールをする手順を紹介します。
ループバック機能についてはこちらの記事をご覧ください。→初心者向けスタインバーグ UR22mkIIのループバック機能の使い方